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2011年6月27日 (月)

Re-generating Our Soil

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土を再生させる。
地球にとっての最高の資源とは?

上を向いて急ぎ足に進む私たち、そこに何をみつけたのか考えてみたら
slow downして、いま私たちは地面に目を落としてみたい。
そして視点は100年後の私たちからみる今の私たち。
落ち葉や木、草、生き物などの有機物、それが資産となって100年後が変わる。

いま、私が最も影響を受けている、土の研究をされている「100年後の地球をデザインする農業
の西山雄太さんの土についてのワークショップに参加してきました。
お料理や食に関わる私にとって、安心で美味しい食材に目を向けることはあっても
“土”までは、なかなかリンクしにくかった。
けれど、いかに私たちにとって身近で不可欠で、そして食や地球環境にとって
大きなキーワードなのか、目を開かせてもらっています。

私のつたない説明より、彼のサイトにいって記事を読んでもらったほうが分かりやすいのですが、
少し自分の頭を整理してみます。


自然の営みでは、100年で1cmしか土は作られないそうです。
今の私たちは、銀行残高100年を削っているような感じなのだと言われイマジネーションできる。
それを消費すれば残高が減るわけで、土壌の劣化がこのまま進めばどうなるかはオビエスで。
未来(の私たち)に負債を残さない為にも、私たちが今やっていきたいことは?

持続可能にする。何かをリプレースとして消費するのではなく、
今ある資源を最大に生かして最高にする暮らし。

先日のカルターニャ国際賞で村上春樹がフレーズした、「効率」や「便宜」という名前を持つ災厄の犬たち。
私たちのエゴによって、切り離れていった自然のリズムに則さない暮らしだったり、
消費主義で富を追求して満足する私たちだったり。

You are what you eat
食は人なり
医食同源
ことわざから分かるように、食と体(健康)はイコールの関係なわけで、
食は私たちの健康に、健康は私たちが食べるものと繋がっているわけです。

どのような質のものを食べれば、どのような質の私たち(身体)になるのか?
そして、それを掘り下げれば、その質はどこでどのように作られ、何故そうなるのか。
例えば野菜の味が昔と違うとか、質の良いオーガニック野菜は味が濃いとか。
味の違いは何故出るのだろう?
その違いが、栄養素に関わってくるだろうコトは少し考えればわかることだと思う。

お話の中で、今の農法のあり方についても触れられていました。
窒素、リン、カリ、
この三大栄養素だけが絶対栄養素となっている今の日本の農業の現状をピックアップして、
バランスについてフォーカスがありました。
その栄養素を与えることによって、形として野菜は実る。
けれど、野菜本来の栄養バランスはどうなるのだろう。どう変化しているのだろう。
そして、それを食べる私たちにどう作用するのだろう。

実際、例え有機農法であっても、その三大栄養素を大量に入れている作物は酸化しやすく、
傷みが早いそうです。(栽培方法や手入れにもよる)
そういえば、先週の奇跡のりんごの木村さんの講演でもふれられていたことでした。

また、オーガニックと慣行農によって取れる作物の栄養素の一覧をみても、その違いは歴然でした。

テラプレタという奇跡の土のお話も出てきましたが、私たちが身近に出来ることのひとつとして、
資源を土にかえていくことでお話はサマリーとなり、例えば、償却処分される落ち葉や草木は、
そこにいる微生物によって3ヶ月くらいで(大きさ、種類による)分解され土に戻っていくそうです。
土の再生です。

山の草木はもちろん、私たちの暮らしの隣にある草木も一緒。
木があったら、草木をベッドにしてみたり、落ち葉や草木を盛っておいたり、
そういうことなら私たちにも出来る地球に貯金する暮らし。皆でお金持ちになりましょ!

植物が健康になれば人間も動物も健康になる。
健康な土=健康的な食べ物=健康な人間
このシンプルな方程式を私も頭に入れておこうと思いました。

ちなみに、WSの場所となったカフェは、メインが夜オープンの雰囲気の良い
相生のブックカフェ「トキシラズ」さんでした。
トーンダウンの空間で、リラックスした時間を過ごせました。
WSに参加されていた方々とも新しい繋がりが出来て、またまたハッピーな一日となりました。

Thanks for having the great workshop!

(画像はメルボルン郊外のパッフィングビリーの車窓から)

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