« アースディ神戸と多様性 Part 1 | トップページ | 薬味好き »

2011年6月 1日 (水)

アースディ神戸と多様性 Part II

1306930140833.jpg

この日は、イベントの企画のひとつ、アースフードカフェという食に関心を持っている
人たちの交流会もあり、友達二人と参加しました。
企画した主催者の酒井さんや安藤さん、丹波で有機農業を営む
井上農園さん、カフェスローのヴィーガン料理人、藤丸さんの食や環境への熱い思いに触れて、
良い刺激を頂き、参加した皆さんの持つ個性が興味深かった。
カフェスローさんが用意してくれていた、オーガニックコーヒーとヴィーガンスイーツを
頂きながらお話を聞き、参加者の食への関心のきっかけなどを自己紹介で聞いて、
同じような価値観をもつ人々と交流できる場に参加できたことは貴重な経験でした。
自分の周りでみると、同じような意識の人たちはたくさんいるけれど、世間一般でみると
やはり少数派で、普段の生活で食の話などを深く話せる人は限られているから、
こういう場で輪が広がるのはとてもうれしいことでした。

スイーツも素材にこだわっていて、チョコレートケーキがぎゅっと濃くて美味しかった。


その夜から朝にかけては、色んなことが頭を巡って目が冴えて眠れなかった。
今ゆっくりと消化してみると、多様性という事を思う。

多様性(ダイバーシティ)は日本に帰ってきてからの最大の関心ごとのひとつで、
今の日本にとって、ここに色んなヒントが詰まっているのではと考えることがある。
世界をみることが全てではないけれど、日本はどちらかというと内へ内へというエネルギーで、
自分たちが生む固定概念で風通しの悪い社会となっているように感じることがあるから。
私がオーストラリアの大学で多文化教育を学んでいた時の、Different people learn differently
(人が異なれば学び方も異なる)というフレーズが今でも印象に残っている。
だからアプローチにも多様性が必要だったし、違いをリスペクト(尊重)した。
教育というベースの部分がそれだったし、違うということはすばらしい、というくらいの意識が
国民に根付いていたと思う。

人は違うのだということ、そこに調和と尊重が欲しいなと思う。
偏見をもったり対立するのではなく一旦受け止めてみる。
そういう意味で、ここは世間一般でみると少数派のグループなのだろうけど、
多様性と共存する視野があり、意思と個性があり、風通しのよさを感じて、
頭がぐるぐるとなったのです。

バランスという部分も考える。
ひとつの概念や一方向からの見方に縛られるのではなく、違う角度、世界にも
自分を置いてみること。
同じ価値観を共有し、居心地の良い人たちと繋がっていくことは難しくない、
アンテナさえ張っていれば輪は広がるし、心地よくて楽しい。
食や環境に関心、意識のベクトルが向いていない人たちにも寄り添いながら、
興味を抱く、きっかけ作りにどうやってなれるのか。
だから両側にアクセスできるような立場でもありたいなとも思う。

そして、食に対する思いを投影してみると、自然食、季節感、家庭料理という3つの柱
が改めて浮かんでくる。
マクロビオティックの東洋思想には、食をひっくるめて私の色んなキューリオシティを
満たしてくれる答えがあるのだけど、違った背景をもつ人たちとの交流会に参加して、
食というものは色んなところと繋がっているのだなと改めて思いました。

また、こういう機会があれば参加して、色んなコト吸収していきたいな。

|

« アースディ神戸と多様性 Part 1 | トップページ | 薬味好き »

コメント

確かにオーストラリアの多様性あふれるところは心地良いです! 

農家さんもそう。日本では誰かのブランドがついた農業のやり方に従うのが一般的だけども
ムコウは違う。 
基礎はちゃんと知っていながら自分独自のやり方でやる。 
その上にみんなで交流してお互いのやり方を改良していく。

そりゃいいもの出来るわけですよね。

日本はそういう意味で多様性が…。
土という基礎プラス、ソレをこれからの新しい食づくりに組み込んでいきたいところです。

投稿: Yuta | 2011年6月 1日 (水) 23時10分

>Yuta san

こんにちは、コメントありがとうございます!
独自がありながらも相互関係があるとは、すばらしいですね。
あの素朴で大らかな野菜たちは、そういうフィールドで育って
いるんだなぁ。

志ある若い方の就農も増えてきて、新しい風が吹くことで、
きっとこれからの日本の農のスタイルは変わって行くのだろう
なと思います。

また、色々教えてくださいね!

投稿: yukiko | 2011年6月 2日 (木) 20時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/62202/40224335

この記事へのトラックバック一覧です: アースディ神戸と多様性 Part II:

« アースディ神戸と多様性 Part 1 | トップページ | 薬味好き »