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2009年3月31日 (火)

砂時計

Suna01_2


古い、古い砂時計。

よく遊びに行くフランス在住の古物商の方のサイト
ある日のページにて画像を見た瞬間、『!』と気になって、日本の実家に送ってもらうことにしました。
先日、実家からいつものように沢山の荷物が送られてきて、それと共に海を2度も越えて届いた砂時計。

珈琲を淹れるとき、今もっている砂時計を使うと1分、2分・・・と蒸らしの時間がわかりずらく、
1分単位で計れたらな、と思っていたのです。


これはもともと電話の横に掛けておいて通話時間を計るためのものだったようです。

Suna02


このガラスの中の砂には、私の知らない世界(時間)が詰まっているのかと思うと、少しわくわくします。


昔乗っていた車(68年の英・Morris 1100)にしてもそうですが、人は何故古いものに
こう、惹かれるのでしょうか・・・。(そして、それは決して便利ではないのに)
色あせた紙とか、古くさびた鉄、傷のある色落ちした木製品・・・。

多分、時を刻むことによって、そのものに個性(キャラクター)が、そしてまた
温かみや安心感みたいなものがプラスアルファされていくのだろうと思います。


こうして手に取るとほんの少しぴっとした緊張感を感じ、より丁寧にものを扱っている。
何十年も、アンティークになると100年以上も、
多くの時間、人の手をくぐりぬけて、自分の手元にきたのですから、
ここでぱっと手を離してしまうと、そこで終わってしまうのです。
それってすごいことだなと思います。


久々、Morrisの話をすると、私が20歳くらいの頃はじめて買った車でした。
クラシックな古い車が欲しくて色々探して、運よく出会ったとても状態が良く、
外装も内装もオリジナルのままのきれいな車でした。クーラーもラジオもない車です。
大学の図書館で沢山の本を借りる時と、近場のお出かけと、バイト用です。

今は知人の手に渡ったのですけど、私はそれが車と思えないくらい以心伝心だったのです。
忙しくて、心身ともにざわざわしていると、Morrisも調子が悪くなり、嫌な予感がして
ふと寂しい気持ちがよぎると当て逃げをされていたり。
調子が悪い時に、どきどきしながら(止まらないでね、と)励ましながら運転していると
すごーく頑張ってくれました。

物というのは、生き物ではないのですけど、何か宿るものがあるのかなと思う。
古くなればなるほど、愛着がわけば湧くほど、
何かこうコミュニケーションみたいなものが生まれるのではないかな、とか。


砂時計、
まず、課題が、これをどうやって使うかです。
小さなフックがついてあって、ひっかけて使うのですが
キッチン周りには掛けるところがないのです。
ぼちぼちと考えていこう。

Suna03

小さいこの時間を計る道具。
より丁寧なおいしいお茶の時間を運んでくれそうです。

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